アンチエイジングはスキンケアから

加齢によるお肌の悩みはいろいろですが、大きく分けると、シミ(くすみ)、しわ・たるみが挙げられます。
どちらも加齢によって引き起こされるものの、できるメカニズムが異なるので、アンチエイジングをする場合には、それぞれに適したスキンケアを行っていく必要があります。

まず、シミ(くすみ)に対しての有効なスキンケア方法は、美白成分を取り入れることです。
ただし、美白成分にはメラニン色素の生成を防ぐものと、色素沈着しているメラニン色素を薄くするものの2種類があります。
老化によって起こるシミというのは、すでにメラニン色素が沈着している状態なので、排出する効果がある美白成分を使ってケアしていきましょう。
美白成分として認められている中で、メラニン色素を還元する作用を持っているのは、ビタミンC誘導体とハイドロキノンになります。
どちらも、沈着しているメラニン色素を淡色にする還元作用があるので、加齢によって出来てしまったシミも改善できます。
また、ビタミンC誘導体は肌細胞の身代わりとなって活性酸素に酸化されるという性質を持っています。
つまり肌細胞を攻撃して老化させる活性酸素の働きを阻害してくれるので、肌老化も防ぐという一石二鳥の効果を得ることができるのです。

一方、しわやたるみに対してのスキンケアで有効なのは、レチノイン酸やレチノールです。
肌の健康というのは、ターンオーバーで古い角質と新しい細胞が入れ替わることで保たれます。
ですが年齢を重ねていくとターンオーバーの速度が遅くなり、さらに紫外線などによる活性酸素の影響によってターンオーバーのサイクルも乱れてしまいます。
ターンオーバーが正常に行われないと、肌の真皮層でハリや弾力、潤いを守っているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が劣化してしまい肌がしぼんでしまい、しわやたるみが引き起こされます。
レチノイン酸やレチノールは、細胞分裂を活性化してターンオーバーを促進する効果があります。
また、レチノイン酸にはコラーゲンの活性化やヒアルロン酸の合成を促進する働きがあるので、しわやたるみのアンチエイジングに効果的です。